約50年?のお疲れ様

とうとうお別れする事にしました(悲)

 

おじいちゃんが使っていた工具を大学生の時に沢山、遺品として貰った

のですが20年間のうちで故障せず唯一生き残っていたこのドリル。

恐らく50年?くらいまえの物で鉄製。(今はプラスチック製が主流)

重さは今の2倍の2.5kg。

いかついビジュアルも頑丈なところも大好きなのですが、重さが・・・辛い。

片手では持って作業できず、両手で持って作業するだけでも手が疲れてくるので、

体全体を使って支えながらの穴開け。

しかも、無段変速機能(車のアクセルの様に握り方の強さで速度が変わる機能)がついていなくて

常時高速(アクセルベタ踏み状態)なので、

油断すると切断する金属に引っ掛かったときに、ギュンっと右手を持っていかれる・・・

で、何度かこれでケガしてました。

 

今回もまた・・・

 

右手首、肘をひねって軽い捻挫、そして小指を打撲してしまいました。

私は元々手首、肘関節プラプラ人間なので捻挫しやすいので、このドリルを使うときは注意はしているのですが・・・

ぎっくり腰の次にこれか~あぁ、情けなし・・・

 

歳と共に重い工具は辛くなってきたので、とうとう新調する事に。

そんなに高いものではないのですが、このおじいちゃんのドリルとさよならするのは寂しいなぁ。

でも、怪我して作れなくなるのは本末転倒ですしね。

 

インパクトドライバー(画像手前↑)もあるのですが、やはりコード付きのドリルも必要なのですね。

インパクトは1kgと今はなんて軽量なんだろう!技術の進歩って凄い。

 

という事でまたアイシング&湿布しながら今日一日は右手を保護しながら作業でした。

あぁ・・・

どんどん自分の首が締まってゆく~~~(注文品、展示用作品の締切が・・・)とは思いますが

 

精神統一してもう怪我しないようにしなくてはいけません。

 

おじいちゃんドリルよ、今までどうもありがとう!

新しいドリルは、また(旧)日立工機にします。

(でも、日立が米投資ファンドに売却したので、これからはHITACHI⇒HIKOKI表記になるらしいですね、

個人的には工具界で誇れる日本企業だったのでちょっと寂しい・・・なぁ・・・)

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