あいにくの連日雨天・・・気合を入れて回りました!
玉川堂(ぎょくせんどう)
200年続く、鎚起銅器(ついきどうき)の工房。
私は卒業制作の時に初めてこの技法で試行錯誤しながらポットを作っていたので、
学生の時に見学したことがあります。
たくさんの質問に答えてくれたり暖かいエールを送って下さった思い出の場所。
技術の素晴らしさは言うまでもありません。
私は方向性が変わって鎚起銅器は作っていませんが
学生の時とはまた違う視点で見れて新鮮でした。
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こちらは燕市の施設。
内容がとにかく充実した史料館で
さささっと回っても二時間かかって頭も足もパンパンに!
私はスプーンを作っているのですが、
作り方を学校や誰かに習ったわけではないので、材料の選び方や切り方使う道具・・・
何年もかけて自分で吟味して今の作り方になっています。
歴史的にいままでどういう作り方をしていたのか、
そういう事は分からなかったのです(詳しい文献にも出会わなかったのです)・・・
が!
私の作り方は昔ながらの作り方と同じでした!嬉しい。
しかし、学生の時にこの史料館に訪れたかった・・・
色んなスプーンが展示されてました
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いよいよラストです!
ワークショップで皆さん、黙々と無心にステンレスの酒器をバフ磨きしていました。
(これで美味しい晩酌を頂くんですねー)
指導している職人さんたちの磨きが見たいなぁ・・・と粘って待っていたら
見せて頂けました。(画像が社長さん)
身体がリズムをとってるように小気味よく。
無駄のない動きは美しくて惚れ惚れします。
磨けば磨くほど金属臭がなくなるそうで、
研磨の段階別で臭いを嗅がせて頂きました。
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こういう見学は学生の時以来です。
なんて素晴らしい地域おこしのイベントでしょう。
見学好きな方も
色んなワークショップをして見たい方も是非お勧めします。
(特に私の教室に通ってくれていた元生徒の皆さま!!!是非是非)
海外の友人も連れて行ってあげたくなりました。