”春の花器”と”食卓ご飯”のすすめ

を感じる今日この頃。
暖かくなってきましたねー。
さすがに山形の雪も融けてることかと思います!
そう、今日から
『暮らしを楽しむ作品展 Vol.5 花器展』
ギャラリー&カフェ「迦哩迦」(かりか)(山形市)
始まってます。
私はほんの数点の出展ですが、
さまざまな素材の9人の作家の作品展となっております。

うちのお庭で一番最初の彩りです。芽吹きの季節。
皆さまも春の花を活ける素敵な花器を探しにお出かけくださいませ♪
さて・・・
暮らしのうつわ花田では『カトラリー特集』で、私のバターナイフと錫皿もチラリと紹介して
下さっていました(過去形)
今はもう違う特集です。早いっ!
一週間ごとに
新作や特集などで、楽しく・美味しく♪お客様へ新しい提案を更新しているので、
要チェックでございます。
やはり色んな素材の食器を組み合わせて使えるのって楽しいですよね。
うちでは陶器と漆器、ガラスが主流です。

お皿&お茶碗:千田玲子さん(陶)
器:大学同期の山田慶子ちゃん(漆)
お箸:中村彩子ちゃん(漆)(写ってないけど・・・)
などなど
金属作家ではあるけれど・・・金属器の出番はそんなに多くはないです。
金属はカトラリーなど脇役が多いですね。
これまた写ってないけど、サービングスプーンは私作を使っています。
こうやって色々な人の作品や自分の作品を使ってみると学ぶことが多いなぁと、
去年からちゃんと『食卓ご飯』をするようになり思いました。
(今まではオール『工房簡易ご飯』だったのでね・・・よくないですねー
悩ましいのが
金属を手で加工するには手間も地金代も高いので、何を作っても高価なものになってしまう・・・
金属は(他の素材に比べて)壊れにくいが、変色しやすい、手入れが必要・・・
なので、
私が手で作るべきものなのか?
この用途にこの形、この金属が適しているのか?
お手入れは楽か?
永く使えるか?
いつも問うているのです。
制約の多い金属という素材。不自由さのなかでどう自由になるか!
結構そういう作業が好きだったりします。
最近はテーブルウェアーに使う金属は錫・真鍮・洋白・ステンレス・・・が主流になってきました。
とにかくお手入れ楽に、
味わい深く永く使えるのがいいと、
金属それぞれの特性を考えて作品化しています。
今は、6月の二人展に向けて新作サーバー制作中!
皆さま。
素敵な器で、四季折々の美味しいご飯やお菓子を楽しく頂いて下さいね。
きっと人生に彩りが加わるはず。
私もそのために、日々コツコツと修行の身でございます。
 

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