ぐるぐるな日

目が覚めると大雪!
そんなびっくりな先日、それは村田町のキルロへ向かう日でした。
打合せ&作品作り。
なんとかなりましたが、一時はどうなるかと。
歩くよりは早いでしょうと、仙台市内大渋滞の中、ゆっくり向かう。

吹きガラスの作業を見るのは大学で行った研修旅行の富山県高岡以来。

ガラスの性質、行程、道具、スピード、遠心力、息、遠隔操作…

全て未知なる世界。

そして、透明感、奥行き、意図しない有機的な形。

金属にはない要素。

とにかく
ずっと回してるんです….ガラスの付いた竿。

そう、ずっと…片時も。
持たせてもらいましたが、竿だけで重いものではたぶん5kgはある?
プラス、ガラスの重さで凄い事になりそうです。

手を見てるとあまりの速さに酔ってきそうですが…
キルロの志賀さん、さゆりさん、お二人とも、動きが美しい。
私とまつださゆりさんの2人展が4月に仙台であるので
共同制作もあり、お話があった去年から動いてました。
色々と素材の違いや行程の事でつめなくてはいけない部分が
多々あり、やりとりをしていたのですが

やっぱり、素材を近くで見て体感すると違いますね。

謎解きみたいな渦のまっただ中にいた二人に
ほんの少し明かりが見えて、ちょっとスッキリ。

余計な部分も落としていけそうな感じ?

志賀さんの作品作りまで見せて頂きました。
これも(私の中の)謎が溶けてスッキリ。
ガラスの性質を生かしたもの凄い技術とセンスの作品なんだと改めて感じる。
ぐるぐる回す感が帰ってからもしばらく抜けない一日。
素材を扱ってる所を初めて観た印象を思い出します。

そして、金属の事を想う。
なんだか色々な新鮮な感覚と、キリリと心地よい緊張感。

金属もガラスも、
同じ鉱物であり、天然素材。そして精製された工業製品。
こういう素材に触れてると、地球、自然、そして歴史、先人の知恵
たくさんたくさんが詰まって、今、ここにある。
そういう背景を感じずにはいられない。
道具や技法、ひとつひとつにもそれが現れてる。
そして、今、呼吸していて、たまたま素材に触れさせて頂いてるという事。
その中で、たまたま表現してゆけるという事。

この日、撮った写真沢山。
でも、動きが早くてブレブレ…。

色んな道具。桜の木を使うのだそう。
こんな愛らしい形のコンプレッサー、初めてみました。年代もの。
動きとリズムと息。 と、美しいさゆりさん。
窯に描かれた…小さな志賀さんも!発見。
各々、真剣な作品作りなので楽しんでばかりではいられませんが…
あぁ…人の工房ってどうしてこんなに楽しいのだろう!!!
(↑….でも、邪魔しないようにね)
そして、いいモノ作ってゆかなきゃなぁ~と思うのでした。

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