『体内スケール』


この角度…
そう、西日の激しい季節となってまいりました。

秋から冬はこの様に工房、西日直撃なのです。眩しぃ。。。

最近、個展準備と平行して2~3M近くの高さ、幅の立体を考えています。
実際作るとなると色々色々考えなきゃいけない事は多いのですが、想像するのは楽しい。
大きいものも小さいものも、同じ様に宇宙がある。
重要なのは大きさではないけれど、それでも大きい立体ってやっぱりいい。

『体内スケール』
…みたいなものってあると思う。

人それぞれに持ってるスケール、距離の感覚みたいなもの。
以前、あるジュエリー作家と話た時にそう思った。
彼女は手にのる以上の大きさは想像できないっておっしゃってまして
面白いなぁと思いました。

私はそのスケール幅が中間なのかしら。
 

1cmとか2cmとかのミニチュア好きな方が多いのはよ~く分かるのですが
想像する事はほとんどなく、作るとなると私は
ひぃぃぃ~~~!となります。

お米に絵を描くなんて、私に出来うる事ではございません。

絵も
立体も
私にとって丁度良い大きさがあるんです、きっと。

でも、10Mとかの巨大な立体になると…
他人の脳みそと力もお借りしないといけませんね。
スケール的にはいいのですが(想像上ですが)、脳みその許容範囲を超えてます。構造とか強度、耐久性とか。
それでも、憧れる私でした。
彫刻家や建築士にちょっと憧れます。

手の中にしっくりくるものも好きだけど
見上げのあのドキドキ感はたまらない。
ガリバーやウルトラマンになって模型の様な町や小さな人間を見るより
小さな草むらの中の虫になって巨大な花や世の中を見てみたいんです。

宇宙へ行くより海底に潜りたい。(あ、これはあまり関係ないですね)
草原に寝て、樹を見上げる感じ?

…なんとなくそんな感じ。

人の作品を見る時は、その人の持つスケール感覚とか距離感覚が分かるので、とっても面白い。
自分の作品も然り、無理するとそれが出てたりするのかな。
比較的、私は小さいものから大きなものを作りますが、
スイッチは確実に違う気がします。

特にジュエリー作るときは私の中ではミクロモードになってます。
大振りジュエリーが多いですが、これでもミクロ…なんです。

だから私はメレ(0.1カラット以下の小粒な宝石)の石留め等のジュエリーは
見て美しいと思ってもデザインや制作の想像は出来ません。
鼻息で飛ぶんですよ。。。ダイヤがぁ。
凄いお仕事なんです。
私なんかがしたら、ずっと床にへばりついて探してそうです。

3Mもの立体の事から急に小さいものの事を考えたら眼が回ってきました。

…そう、秋は月がきれいです。

絵本に出てきそうな山の端にオレンジ色の三日月。

Leave a Comment