さて、いつまでもGW気分でいてはまずいぞ!!!
というささやきが内部から湧き出てきている私ですが、
京都のお話。
先日、京焼・清水焼の『陶庵』に行ってきました!

私の人生の中で大きく影響した大事な出発点です。
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よく私は『なんで金属なんですか?』と聞かれるのですが、
一番に、彫刻をやりたかった・・・
しかし、彫刻家では食ってゆけないからと工芸にしようかと(工芸家だって怪しいものですけどね・・・)
悩める10代の私。
そこで、出会ったのが、高校の修学旅行で行った『陶庵』。
はじめての陶芸体験がとても楽しくて感激したのもそうですが、
陶庵のおじいさまが私たちに入れてくれた
”玉露”が、美味しくて甘くて忘れられない味。
高校生の私たちにでも、暖かく丁寧に接して下さった京都の人たちの
所作の美しさ、伝統美の高さ・・・
に感激でした。
後日、お礼のお手紙と仙台のお菓子をお送りしたら、
美しすぎる達筆なお手紙と共に、

桜の絵の湯飲みが!(私は”2年桜組”だったのです)
お手紙も湯飲みも今でも私の宝物です。
そんなこんなのエピソードに感動しすぎて、暴走しそうになった私。
”大学に行かずに陶庵に弟子入りしたい!!!”
と豪語して
母に一週間口きいてもらえませんでした(笑)
結局、母の助言通り、まずは大学に行って色んな素材に触れてから決めてもいいのではないか?
ということで進んでみると・・・
専攻希望は
1.金属、2.漆、3.陶芸という順に。(母は正しかった!)
陶芸の柔らかくてもにょもにょしている質感が、私の感覚と合わなかったんですね。
もっとピッと立たせたいのに、ぐにゃ・・・となったり。
金属は下手なりにも、気持ちがぴったりする感覚でした。
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陶芸家にはなりませんでしたが、
ものつくりの楽しさ、そして美しさを教えて頂いたこの場所に
いつかまた行きたいなーと思い続けて早23年。
高校生の頃作ったどうしようもなく無骨な湯飲みやお茶碗はただの飾りになってますが
(やって頂いた絵付けは素晴らしいので・・・)
今回は、使えるものを作るぞ!と鼻息荒くプランを練って
作りました。

これを高台を削ってもらって、指定した牡丹の絵付けをして頂き・・・
一ヶ月後、届くのが楽しみ。
『上手ですね!』と褒められちゃって・・・(形歪んでますけどね)
褒められるってこんなに嬉しいものなんだなーと。
いつもとは逆の立場になって色んな事も感じる事が出来ました。
いつもいつも工房に籠りっきりになりたいところですが、
たまには逆の立場になったり
遠くから自分をみたり
還ってみるのもいいものですね。
帰り道、これまた念願のこの方にも会ってきました!

デデーン
さて、もう遊んでられませんゾ。
工房には私の帰りを待っていた作品どもが・・・わんさと。
気分はすっかり仕事モードです。


