江戸風鈴とのコラボレーション2021年バージョンのいろいろ
青森に旅立ました。今回は ”風鈴屋(?)ささきりえ”としての出展です!
弘前と(来て頂けるか・・・難しい時期ではございますが)盛岡にも想いを馳せて、風鈴、飛ばしてみました。
「夏の風 暮らしの工芸 5人展」(casaico・弘前)本日よりスタートです。
じめじめじめじめ・・・気がつくと梅雨?みたいなお天気ですね。
でも、お庭の紫陽花が綺麗だったり
錆の育成に最適だったり(銀座の彫刻展の準備)
良い事も?
さて、ここずっと、
大物作品制作から離れて
錫トレー&カトラリー注文品制作(終了・合計100点以上)
↓↑
風鈴制作(終了・約20点)
↓↑
ミニ彫刻制作(進行中・15点)
あっちこっちしておりました。
作るもので使う脳や感覚が随分違うものだと痛感します。
私の軸となるもの(本望)・・・は今開催中の個展(BrainBrunnGALLERY・八王子)に出展している様な、空間を彩るオブジェ&インテリアの作品軍ではありますが、
時には、そこから派生した小さな種の様な作品も育ててみたかったり。
その中でも実は風鈴は・・・
金属加工部分はほんの少し・・・
殆どが切り絵&サンドブラスターワークなのです。
極力、肉体的な負担(手、首、腰、目)を分散しつつ、精神的にもいつも”新鮮”な気持ちで作品と対峙できるように。
毎日そんなことばかり考えているような気がします。
さて、
本来は絵付けして「江戸風鈴」になるところを職人さんが吹いた素地の風鈴譲って頂いています。
私がお世話になっている職人さんは、
コロナ禍で修学旅行生も来ないし(絵付け体験もキャンセルが続き)お土産屋さんも営業が難しい状況で
毎日火を入れていた炉も時々お休みせざるを得ないおっしゃっていました。
どこも大変な時代ではありますが、
一度失うと再現するのが大変な【伝統文化】は残っていて欲しいな・・・と切実に思います。
今回のこのグループ展は
Casaico 10周年記念!(おめでとうございます♡)の企画展の一環です。
他にも錫器、木工、注染、陶芸、と合わせて5人の作品が並びます。
きっとワクワクする素敵な会場になっているだろうなーと想像しつつ、
遠方より皆様のご来廊をお待ちしております。